脳内いんすとーる

日々学んだこと、役立つ情報を纏めていくブログです。

ディズニーランドの人間的で合理的な取り組みに感動した話

f:id:So_da:20131207180828j:plain

こんにちは、Soda(@soda_SE)です。

先ほどテレビでやっていた東京ディズニーランドの特集が非常に興味深い内容だったので書きたいと思います。

ご存知な方も多いと思いますが、ディズニーランドでは働いている従業員のことを「キャスト」、お客様のことを「ゲスト」と呼んでいます。
ディズニーランド自体を巨大なステージとみなし、従業員はそれぞれの配置された場所で与えられた役割を演じるという意味でキャストと呼ばれているようです。

キャストの方々はゲストに対して誠心誠意尽くすように共通のビジョンを持って役割を演じているため、自らが良いと思ったことを率先してやったり、ゲストを楽しませたりすることが出来ます。
ネットでもしばしばキャストの暖かな対応の話があがりますよね。
ディズニーってすごい! 私が感動した話 - NAVER まとめ

社会人では自発的に考えて行動する人材が求められますが、キャスト達はそういう考えが共通のビジョンとして身体に染み付いているのです。
私がどっかの企業の人材部だったら、ディズニーのキャストの経験がある方は積極的に採りたいですね(笑)

このようにキャストの皆さんの素晴らしさはこのブログで語るまでもなくとても有名な話だと思います。
しかし、キャスト達をさらに支える人達の存在があることを私は今日初めて知りました。

それは単に雇用関係がどうだとかそういう話ではありません。
もっと人間的な話です。

それは良い働きをしたキャストを褒めるということ。
裏でキャストを褒める仕事をしている人がいたのです。びっくりしました。

今日テレビでやっていたのは、ゲストに対してとても良い笑顔で挨拶をしていたキャストに対して、その場で担当の人が近づいていってその場で褒める。
キャストのモチベーションを上げるために、「褒める」というもっとも単純で、
なおかつ最もストレートに嬉しいと感じてもらえる取り組みが行われていたのです。

キャストの方は「ちゃんと見ていてくれているんだ」という気持ちになって心が満たされ、より一層頑張るぞって気持ちになったと思います。

驚いたのは、キャストを「褒める」という行為が業務の一環として行われていたことです。
こういうのは一般企業ではそうそうないと思います。
よく社員のモチベーションを上げる為に会社で奨励金を出したりという取り組みがされると思いますが、人間はやっぱり褒められるという行為が一番モチベーションがあがるんじゃないでしょうか。
どこの企業も滅多にやらないけれど、ほんとに合理的な取り組みだなと感心しました。

形に見えないけれど人間ならではの大事な取り組み。心を育てる取り組みをもっと色んなところで取り入れられたら良いですね。

Thank you for reading♪
 ☆written by Soda(@soda_SE)