【読書ノート】人はどんなに勉強しても、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する
こんにちは、Soda(@soda_SE)です。
勉強をしなかったことへの後悔に縛られている方はいませんか?
「人生って、それに早く気づいた者勝ちなんだ!」で書かれている「勉強」とは、
単なる学問の勉強ではなく、人生経験などを含んだ勉強です。
冒頭では、以下の一文から始まります。
人はどんなに勉強しても、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔する
勉強は、すればするほど分からないことが次から次へと出てくる為、
結局人はある時に、「きりがない」と感じる。
その為に、人は専門分野を絞っていくということです。
ここで重要なのは、
専門分野を絞る為には、その土台が必要だということです。
絞る元が無ければそもそも絞れない。
その為には、若い時にその土台をつくる=猛烈に勉強しないといけないということです。
この本では土台の作り方を数多くあげているのですが、
その中で私が印象に残ったものを紹介します。
リーダーシップで悩むのは、部下の時にサボったから
社会では、若い時に教えられたことを、自分の後輩に教えて引き継いでいきます。
- 後輩に質問された時に答えられないのは、自分が分かっていないからです。
- 後輩に反論された時に答えられないのは、相手を納得させられる考えを持っていないからです。
自分が過去に同じように問題にぶち当たった時に、
その問題を納得いくまで解決しなかった為に、リーダーの自分にしわ寄せが来ます。
大事なのは、「問題にぶち当たった時は、常に自分で納得する努力をしていく」ということです。
失敗から学べるのは全力を出し切った時のみ
人は失敗から学んで次に生かす生き物ですが、
失敗は失敗でも、どのような結果としての失敗かで学ぶものの量が異なってきます。
全力で行ったかどうかは、「言い訳があるかどうか」で分かります。
言い訳が無ければ、それは全力で行った結果だということです。
逆に全力で行わなかった場合は、結局言い訳が先行してしまい、
学びに直結しないということです。
勉強はいくらしてもきりがないというのは確かにそうですよね。
勉強量で一喜一憂するのもきりが無いのであまり気にしない方が、普段のストレスも溜まらずに良いなと思いました。
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