「とりあえず」という言葉は目的を持たずに行動することと同じ
こんにちは、Soda(@soda_SE)です。
「さてと、とりあえずメールチェックでもするかー」
「とりあえず寝てから考えよう」
「とりあえず生!」
「とりあえず」という言葉を1日のうちで全く言わない人は少ないのではないでしょうか?
「とりあえず」はとても便利な言葉であり、ある意味では思考を停止させてしまう言葉でもあります。
社会に評価されない「シャドウ・ワーカー」と、なぜか評価される「アイドリング・ワーカー」(横山 信弘) - 個人 - Yahoo!ニュース
「とりあえず」という言葉で装飾されたものは、どこかいい加減に聞こえてしまうことがあります。
また、この言葉を使ってしまうと、なぜこれをやるのかということを考えぬまま行動を起こしてしまう可能性がありますね。
「とりあえず」がついたものは、本当に必要なものかを考える必要があるでしょう。
ただ、この言葉はいろんな意味を持っています。
「すぐに」という意味で使う場合も多いでしょう。この区別を自分の中で明確にする必要がありますね。
「とりあえず」は平安時代から、「たちどころに・すぐに」という意味で使われていました。これが中世以降になると「さしあたって」とか「間に合わせとして」とかの意味で使われるようになりました。どの国語辞典にもそれなりの説明がしてありますから、正しい意味・用法を頭に入れておきましょう。
日本語難しい。
ただ、とりあえずという言葉を封印することで、目的意識が明確になり、普段の行動にメリハリがつくでしょう。
あなたが「とりあえず」という言葉を使った時に、果たしてとりあえずが修飾した言葉は自分にとって大切なものなのかを考える習慣を持ちたいものです。