【読書ノート】偶然を偶然と捉えるか、それとも必然と捉えるかで人生がガラリと変わる/自分ビジョン!
こんにちは、Soda(@soda_SE)です。
偶然何か嫌なことが起きた時、「あーなんでこんな事が起きるんだ」と不機嫌になることはよくある事だと思います。
現在読んでいる本、「自分ビジョン!」の一節に、そんな偶然性に対する新鮮な考え方が書かれています。
全てを偶然ではなく必然的に起きた事と考える
例えば、
今日は大好きな人とデートをする予定だったけれど、偶然雨が降ってしまった。
この事象に出会った時、あなたはどう考えるでしょうか?
「あーもう最悪!せっかくのデートなのに…!」
「タイミング悪すぎ!」
と考える人が大半ではないかと思います。私も例外ではなくそう感じていました。
これは紛れもなく偶然です。天気は天の気分ですからね。こんなの私たちにはどうしようもありません。
このままいくと、後はこの偶然起きた不運を嘆くだけになることでしょう。
ただ、ここでこう考えてみませんか?
「全くもって偶然に起きたことを必然的に起きた事だと考えるなんて無理」
「というか100%偶然だし」
と思うかもしれません。事実、それは当たっています。
しかし、無理矢理にでも偶然を必然的に起きたことだと考えると、とても面白いんです。
今回の例でいうと、「大切なデートの日に雨が降ってしまった事は必然だ」ということです。
必然とは、その名の通り、「必ずそうなると決まっている事」です。
雨が降ってしまったのは必然で、雨が降った事には必ず何かしらの意味があると考える。
そう考えると、まず不機嫌になることが無くなります。
自分にこの必然が現れた事に、何か重要な意味があると肯定的に考えられるからです。
その必然に隠れた意味を自分なりに解釈してみてください。
- 今日のデートは外出せずに、家でまったりデートをした方が良い日なのかもしれない。
- 今日行く予定だった外出先に行くと、何か事故に巻き込まれてしまうというサインかもしれない。
- 今は節約をしろということか。
- 相手がデートに行きたくない気分なのかもしれない。
何かを必然的に捉えようとすると、そこに必ず意味を見出そうとするのが人間です。
「これは何故偶然に起こるの?」とは考えなくても、「これは何故必然的に起こるの?」は考えられるからです。
人は、意味のない偶然によって自分の人生が妨害されることに腹を立てるのだと思います。
意味があれば、どんなことにも納得出来ると思いませんか?
今日は満員電車で座れなかったという事象が必然的に起きたものと考えられたら、「今日は立って体力を強化しないと今後健康に害が出てくるということだな」と自分の中での落としどころを見つけて、そこでイライラする思考をストップする事ができます。
それが本当に必然的なものなのかどうかは関係ありません。あくまで自分が必然的に起きたと考えられればそれでいいんです。
これから日常に起きる様々な事象を、意味があって自分の前に現れた必然だと考える習慣を持ってみませんか?
面倒くさい雑用を頼まれた、車の渋滞にハマった、珍しいテレビ番組がやっている、道でばったり旧友に会った、はてなブログの記事に見知らぬ人がスターをくれた、どれもこれも今後の自分に重要な意味があるのだと考え、自分なりに意味付けをしてみると新しい世界が見えてくるかもしれません。
以上です。
本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!
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明日もあなたに良いことがありますように。
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☆written by Soda(@soda_SE)