デジタルタトゥー、消えないことの恐さを自覚してブログを書きたい。
こんにちは、Soda(@soda_SE)です。
Twitter、Facebook、mixi、Google+、そしてブログ。
いまやネットの世界への入り口は至る所にあいていて、人は色々な形で自分の痕跡を刻んでいきます。
これってつい10年前くらいには殆ど考えられなかった行動じゃないでしょうか。(もうちょっと前か?)
Facebookは当初は実名で顔写真も掲載しなければ審査が通らないとかありましたね。
これが結構抵抗になって最初は全然浸透していなかったけれど、いまやかなり多くの人が実名で顔写真付きで登録しています。
結局、周りがやり始めたらみんなやるんですね。他の人が行っているという理由で安心感が生まれるから。
人は何かを選択する際、多数派に流れるという考えは以前記事にしましたので良かったら見てみてください。
※この記事では「デフォルト(初期設定)」に関して記述していますが、人はデフォルトを多数派だと感じると思うのでほぼ同じ意味で読めると思います。
しかし気軽にネット世界に足跡を残すことが出来るようになった反面、その足跡が二度と消えないということを普段意識していないと後に大変なことになるでしょう。
海辺の砂浜に書いたメッセージのように、いつしか波がさらってくれることはありません。
半永久的に痕跡が消えないことを、タトゥーに例えて「デジタルタトゥー」という言葉まであります。
ネット上でのモラル問題は以前から指摘されてきましたね。
Twitterで非常識な画像をアップして問題になったいわゆる「バカッター」が代表です。
これは非常識な行動をした本人がアップする例と、第三者として撮影した人がアップする例とがあります。
前者はかなり救えないと思いますが、後者の立場の場合は結構無意識にアップしてしまっている人が多いのでは?
最近話題になっているのは、某有名私立大学の女子生徒昏睡事件。
このニュースでは第三者がTwitter上にアップした画像がとても話題になりましたね。
自分がもの珍しさに撮ってアップした写真が、テレビやネットのあらゆるメディアで取り上げられていう状況ってとても恐怖を感じます。(これは事件性のあるものだった場合です)
たとえ顔が映っていなくても、今の時代は特定力半端ない!服や髪型から本人を特定することだってあります。
何はともあれ、見知らぬ他人が映っている画像をアップしたり、言及したりする時には、後に大変なことにならないかどうか一旦考えた上で行わないと、後で大変なことになりますね。
FacebookやEvernoteだって、情報漏洩のリスクが無い訳ではありません。
Facebookには特定の人しか閲覧出来ないグループを利用しているから大丈夫とか、Evernoteでは2段階認証使用しているから大丈夫とか思っているかもしれませんが、それで100%安心かといわれたらそんなことはないと思います。
一度アップした写真や記事を消したとしても、この広いネット世界のどこかにまだ漂っています。それがまたどこかの島に漂着し、誰かに拾われることもあります。
どこまでのリスクを考えるかは個人の考え方次第です。
可能性の低いリスクを考えても意味ないという考えもありますね。
どこかで自分なりのルール、線引きをしなければいけないのですが、私はブログを書く時には基本、特定の誰かに向けた中傷系記事は書かないようにしていますし、書くとした場合は記事が後悔された上で起こりえる問題を想像して、自分が受け止められる許容範囲内に問題が収まればアップするようにしています。
私は基本悲観主義者なので、リスクと考える範囲はかなり広いですが、一昔前の人よりはだいぶ狭いのだと思います。時代は人の考え方にとても大きな影響を及ぼすものですね。
ちなみにブログを書くこと自体も勿論痕跡を残していますが、自分はそこまでリスクとは思っていません。リスクのことだけ考えてたら何も出来ませんから。要はバランスです。
以上です。
本日も当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!
Thank you for reading♪
☆written by Soda(@soda_SE)