読了し終わった後は、すぐに次の書籍を手に取らない方が良い理由
こんにちは、Soda(@soda_SE)です。
今回は、最近の読書の在り方について私が思ったことを書いていきたいと思います。
本は単に読んだだけでは意味が無く、実践が不可欠なのですが、このことについて更に一歩進んで自分なりに考察してみました。是非みなさんの参考になればと思います。
私の読書工程
ベースとしているのは、佐藤勝氏の書籍「読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門」で紹介されている方法です。
1.1周目:読んで気になるところはシャーペンで線を引いたり、ドッグイヤーしながら読み進める。
2.2周目:1で印をつけた部分をノートに抜書きしながら再度通読(抜書きした部分に目線を置きながら不要な部分を流しつつ速読)。
3.抜書きノートを再度精査してブログなどにまとめる。
購入した書籍はほぼ全てこの方法で行っています。
手間はかかるのですが、この手間をかけるに値しない書籍は購入前に立ち読み(速読)で省いています。
大量に読みたい気持ちと 血肉とならないジレンマ
世間は多読の時代ですね。年間100冊とか読んでいる方もザラにいます。
私もそういうのに一種の憧れを抱いているので、出来るだけ多くの書籍を消化したい気持ちにかられています。
単に多読をすれば良いというわけでは勿論無く、ちゃんと血肉になるように手間もかけてノウハウを読み取るように心がけています。
ただ、上記で紹介した工程だけでは全く血肉になりません。全く。
学んだノウハウは実践しなければ読んでないのと同じ。それは分かっているんです。
問題なのが、読了した書籍から学んだノウハウが物凄く多く、かつ部分的に実践しても効果が半減してしまう(包括的に実践すべきノウハウ)場合。
その場合は実践の期間が当然長くなってくる訳ですが、次の書籍を読み始めると更に新しい考え方が入ってきます。
次の書籍の考え方が、直前に読了した書籍とシナジーを生み出すものなら問題はありません。
しかし、そうでない場合はどうしても現在読み進めている書籍に目線が行ってしまって読了した書籍のノウハウ実践が等閑になってしまうのです。
結局一番大事な「実践」の部分が、中途半端になってしまうんですよね。
この一冊のノウハウにある程度の期間集中するという決断
読了した一冊のノウハウが血肉となるまで、次の書籍(ノウハウ本)には手を出さないという決断が必要かもしれません。
たとえ実践期間が1週間とか1ヶ月とかになっても、私はこの方法が良いのではと考え始めています。
今の時代はインプットが多すぎて、一人の人間が処理するにはオーバーフローぎみです。
大量のインプットは、書籍の選別工程までに留めておく。
そして、いざこの一冊を読もう!と決断したら目の前の一冊に集中して取り組む。
いかに新しいことに目移りしないかが鍵です。
読了した書籍で「何を実践」し「どんな目に見える成果」が出たかを意識する
結局、実践ひいては成果が出ないと読書した意味がないと考えられます。
成果も「○○な考え方が身についた」とか考え方のレベルではなく、もう一歩踏み込んだ目に見える成果「○○な考え方が身につき、普段から○○するようになった」でないと足りないです。
ある書籍を読了したら、この書籍から自分はこんなプラスの成果を出した!ということが言えるまで実践を続けるか、実践を中断するかのどちらかを実践すること。これが読書の最終ステップで必要だと思います。
今回の記事は以上です
本日も当ブログの記事をご覧頂き、有難うございました!
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☆written by Soda(@soda_SE)